2017年7月19日、米ボイス・オブ・アメリカによると、野生動物の保護運動などを行う非政府組織(NGO)「エレファント・アクション連盟」は最新の報告書で、サイの角は中国で1993年から取り引きが禁止されているにもかかわらず簡単に購入でき、それらは恐らくアフリカからベトナム経由で中国へ違法に持ち込まれたものだと指摘している。

報告書によると、サイの角やその他の野生動植物の密輸品はしばしば、ベトナムから中国の広西チワン族自治区や雲南省へ、山道を通って、あるいは公式・非公式の港を通じて直接持ち込まれる。雲南省では、ディーラーが10〜15歳の子どもを雇い、河口の港から商品を密輸させると言われている。こうした子どもたちは少額の罰金を支払うことで刑務所に入ることを避けられるためだ。

報告書では象牙やトラの体の一部、センザンコウなどの野生動物から作られた製品の違法な運搬と販売についても指摘している。収集されたデータは、機密情報ブリーフ(CIB)に掲載され、中国やベトナムの当局および関連する米国や国際機関に提出される。これには主要な人物の名前、ネットワークの担当者、助力者、密輸業者の行動、調査中に明らかになった違法活動の証拠などが含まれている。(翻訳・編集/柳川)