2017年7月20日、中国網は、中国で質の悪い石炭の使用率が大きく減少し、大気汚染の改善に成果が見られるとする米メディアの報道を伝えた。

米NBCは4日、エネルギー関係のデータ分析企業ウッドマッケンジーのデータで、中国における今年の低品位炭使用量が4億6900万トンと2012年の7億7400万トンから約40%減少する見込みであることが分かったとした。12年に工業分野で使われた石炭のうち、80%超に当たる6億5000万トンが低品位の石炭だったが、25年には低品位の石炭の使用量が1億9100万トン、35年には1億トンにまで低下する見通しだという。

低品位の石炭は暖房用にも多く用いられていた。中国政府は13年から大気汚染を減らす措置を本格的に開始、効率の低い小型石炭ボイラーを閉鎖して暖房用エネルギーを天然ガスや電力へと転換する動きを進めている。

同社はまた、中国当局が低品位炭の使用を減らした企業への優遇措置や、規模の小さい工場を閉鎖する措置を取っており、北京市では13〜16年に1300余りの工場が閉鎖され、今年も500カ所の閉鎖を見込んでいると紹介。「低品位炭の使用量減少は、中国の製造主導経済からサービス主導経済へのモデルチェンジにも貢献している」と評した。(翻訳・編集/川尻)