上海市が猛暑に見舞われている。21日には観測開始145年で最高気温となる摂氏40.9度が観測され、電力消費も過去最高を記録した。猛暑は7月になってから続いており、16日には電動バイクに乗っていて自動車と衝突して転倒した女性が、路面に接触していた顔や手足にやけどを負ったと報じられた。

現地メディアの新民網によると、上海市内の徐家匯で21日午後2時前後に観測を開始した1873年以来の145年における最高気温の摂氏40.9度を4分間観測した。これまでの最高気温は2013年8月7日の摂氏40.8度だった。

東方網によると、同日の電力消費は過去最高の3185万6000キロワットにまで上昇した。市外から1518万2000キロワットの供給を受け、需要を満たしたという。

上海市では7月になり、最高気温が30度を超える日が続いている。現地メディアの新聞晨報によると、16日に電動バイクに乗っていて自動車と衝突して転倒して病院に運ばれた女性が、顔や手足にやけどを負った。写真を見ると、相当に広い部分が水膨れを起こしている。火傷以外の負傷は伝えられていない。

同記事は、気温が高い場合にはアスファルト舗装の路面温度は摂氏70度にまで上昇する場合があり、夏は皮膚の露出部分も多いとして注意を呼び掛けた。皮膚を路面に接触させた以外にも、屋外に放置されていた鉄板の上をはだしで歩いた子どもが足の裏をやけどするなどの事故が発生しているという。

上海市では長期にわたり気温が高い状態が続いており、中国新聞社によると徐家匯で観測された2016年12月から17年2月までの平均気温は例年より2.2度高い摂氏8.3度で、観測開始以来最も高い冬の平均気温だった。上海市だけでなく、周辺の浙江省や福建省でも猛暑が続いている。(翻訳・編集/如月隼人)