2017年7月23日、韓国・KBSは、韓国でゲリラ豪雨の被害が各地で続く中、韓国気象庁が集中豪雨の正確な地域予想に「今回も失敗した」と伝えた。

23日朝、北朝鮮上空で発達した雨雲が韓国の首都圏に当たる京畿(キョンギ)北部に流入、その後強い雨雲は徐々に南東に流れ、西部の始興(シフン)では1時間当たり100ミリの豪雨が降った。韓国では今月16日、中部の清州(チョンジュ)地域を豪雨が襲い大きな被害が出たが、それからわずか1週間で今度は首都圏が集中豪雨に見舞われた。

気象庁は、前日22日の午後に京畿北部で最高100ミリ以上の大雨が降ると予報したが、隣接したソウルと京畿南部では5〜40ミリの少ない雨を予想していた。しかし、実際にソウルなどで降った雨は最高130ミリ。雨雲の位置予測は数十キロの誤差にとどまったが、降水量は最大20倍以上外れたことになる。

問題は、雨雲が発達する地域を正確に予想することが非常に難しいということで、このことから気象庁がしばしば地域の天気予報を外しているという。西江(ソガン)大科学コミュニケーション学科のイ・ドクファン教授は「雨雲が行政区域に沿って動くわけではないのに、ソウルや仁川(インチョン)など区域を分けているため、国民からすると納得できない予報になってしまう」と指摘する。

これを受け、気象庁は「局地的な豪雨が増えているため、豪雨特報基準を改善し予測の不確実性を補完していきたい」と明らかにした。

韓国のネットユーザーからは「なぜ当たらないか?とんでもないところにお金を使ったからでしょ」「不正がないか調査してください」「国土が広いなら誤報も認めるけど、鼻くそのように小さい国の天気予報も外すなんて、気象庁と呼べる?」など、気象庁への非難の声が相次いでいる。

また、気象庁に数年前導入されたスーパーコンピューターが誤報の原因といった釈明も出ていたことについて「昔みたいに天気図を手で描いて予報したら?」「機械のせいじゃなくて人のせい」と鋭い指摘も出ている。

その外にも「私の記憶では、予報が『天気誤報』になってから6〜7年はたったと思う」「今回だけじゃない。もう何年同じことをやってるんだよ…」というコメントが寄せられており、国民も相当うんざりしている様子だ。(翻訳・編集/松村)