2017年7月24日、韓国・アジア経済新聞が報じた「世界初の空母を造った国は米国?…正解は日本」と題する記事が、韓国のネットユーザーの間で大きな反響を呼んでいる。

現在、最も多くの空母を持ち、その姿を目にする機会が多いことから、韓国では米国を「空母の元祖」と考えている人が多いというが、世界初の空母は1921年に進水、翌22年に就役した日本の「鳳翔(ほうしょう)」だった。

鳳翔以前にも、巡洋艦や商船を改造して甲板上に滑走路を設けた船はあったが、設計当初から空母として設計・建造し、就役した空母は鳳翔が初めて。鳳翔は、全長168.25メートル、全幅17.98メートル、満載排水量9494トンと、現在の基準からみると小型の艦艇だった。

鳳翔は、艦載機として木製の複葉機を想定して設計されたため、搭載機が金属製のジェット機に変わってからは、飛行甲板が戦闘機の離陸に耐え切れず、艦載機の発進ができない状況に陥った。この状況を打開するため、鳳翔を製作した三菱グループは、飛行甲板を作り直し、着艦制御装置を改修するなど膨大な補修工事を行ったが、その後も着艦を避けたがるパイロットが多かったという。

すると三菱は、鳳翔に着艦したパイロットに賞金を与えるというコンペを開催した。これに応じた英国海軍のパイロットが無事着艦に成功、これによって鳳翔は退役の危機から脱し1946年まで運用されることになった。

この記事により新たな事実を知った韓国のネットユーザーからは、「韓国が火縄銃を使っていたかもしれないような時代に、日本はすでに空母を造っていたのか」「その頃、われわれの先祖は何を作っていたんだ?」「歴史を知れば知るほど、朝鮮の歴史をみすぼらしく感じる」など、日本と比較し、自国を卑下する声が寄せられた。

また、「日本は潜水空母(伊400型潜水艦)も造っていたよ」と、当時の日本がさらに高度な兵器を造っていたことや、「日本はあなどれない国だ。科学・経済・文化・軍事などすべての分野で西欧先進国よりも進んでいるか、または同等の水準にある唯一のアジアの国だ」「日本はアジア唯一の先進国だからね」など、日本への羨望(せんぼう)の声も多数あった。

その他に、「私たちは日本に植民地支配されたことを単に悪いことと考えず、なぜそのようになったのか振り返って反省する姿勢が必要だと思う。当時は強い国が弱い国を植民地支配することが当たり前の時代だった。朝鮮半島の支配権をロシア、中国、日本、米国が狙う中で、日本が日中戦争、日露戦争で勝利し、朝鮮を支配した。日本の植民地支配を正当化するのではなく、植民地支配された朝鮮がいかに弱かったか、よく考えて反省し、二度とこのようなことが起こらないよう、強い大韓民国をつくるのが私たちの時代の目標だ」と、戦前からの韓国の歩みを振り返り、将来への目標を語ったコメントもあった。(翻訳・編集/三田)