2017年7月25日、澎湃新聞によると、中国上海を代表する観光スポット、外灘で市民や観光客らによるマナー違反が相次いでいる。暑さから逃れようとここで野宿する人がいるというのだ。

外灘は黄浦江という川沿いにあり、一帯には歴史的西洋建築が建ち並んでいる。上海は今夏、大変な暑さに見舞われており、25日の昼過ぎには市中心部で気温が40度を突破した。このため夜の外灘では大勢の市民や観光客が涼を取る姿が見受けられるのだが、中にはベンチにゴロリと横になる人もいる。

このうちの一人、ござを用意して来ていた男性は「近くで部屋を借りているが、エアコンはないし扇風機ではこの暑さをしのげない。友人から外灘で一夜を明かす手があると聞いてやって来た」と話し、警備員の注意を受けていったんは体を起こしたものの「警備員の仕事は夜11時で終わり。そうすればここで寝たって文句は言われない」とコメント。同様にベンチで寝ていた女性観光客は「遊び疲れてしまって…。でもここで寝転んではいけないということを知らなかった」と話している。

市が2010年に発表した外灘一帯の管理規定は、このエリアで寝転んだり野宿したりするなどの行為を禁止している。管理部門は最近のマナー違反問題を話し合う会議を先日開き、ルール順守やマナー向上の呼び掛けを強化した。(翻訳・編集/野谷)