2017年7月26日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の原子力発電所の建屋のコンクリートに、多数の穴が開いていることが明らかになった。

韓国南西部、全羅南道(チョルラナムド)霊光(ヨングァン)郡にあるハンビッ原発4号機の建屋上部の円形ドームと下部境界部分から、横14センチ、縦20センチの大きさのコンクリートサンプル58個を採取して調査した結果、57カ所の隙間が見つかった。

同原発では今年5月、4号機格納建屋の上部円形ドーム部分と、下部境界部分の高さ68メートル地点で鉄板が腐食しているのが見つかり、腐食原因の調査が行われていた。

今回の調査結果を受け、原発はコンクリートに開いた隙間が鉄板の腐食に影響を及ぼした可能性があるとみて、さらに詳しい正確な原因を調べている。

原発の格納建屋は、放射能が外部に漏れるのを防ぐため、厚さ1.2メートルのコンクリート外壁と鉄板で覆われている。今回見つかったコンクリート壁の隙間は、1〜12センチ程度だった。

ハンビッ原発の関係者は「原因の点検後、安全性が確認されれば再稼働する計画」と述べている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「もっとしっかり管理してくれ」「手抜き工事なのでは?」「原発は安全でクリーンって言ってたやつがいたが、本当か?」「いったい何を根拠に原発は安全ということになっているのやら」など、原発の安全性に対する不信の声が多く寄せられた。

また、「日本みたいに原発事故が起きたりしないだろうな」「日本でも原発の安全神話は1回の津波で消えた」など、日本の原発事故に関連した意見も。

さらに、「脱原発だ」「原発はなくすのが正しい」と、文在寅(ムン・ジェイン)政権が宣言した「脱原発」に同調するコメントも目立った。(翻訳・編集/三田)