2017年7月27日、韓国のインターネット検索ワードランキングに突如「ヌードペンション」の語が登場した。聯合ニュースなどによると、韓国のとある小さな農村の住民たちが今、このヌードペンションに頭を悩ませているという。

韓国中部、忠清北道(チュンチョンブクド)堤川(ジェチョン)市の鳳陽(ポンヤン)邑の一角に、問題のペンションはある。全裸で生活を営むヌーディスト同好会の会員らが休養施設として設けたもので、2009年にオープンしたが周辺住民の反対により翌年閉鎖、最近になって運営が再開され、住民から再び反発の声が強まっているのだ。

施設利用者が裸で過ごすのは、プールなどを含めあくまでペンションの私有地内で、施設の公式サイトでも「指定された柵の外には絶対に出ないでください」などの注意事項が示されている。しかし、12世帯30人が暮らす集落からペンションまではわずか100〜200メートル、敷地が山の頂に広がっていることもあり、住民らが山菜取りや墓参りに出掛ける道中で、どうしても裸の人たちの姿が目に入ってしまうそうだ。

60〜70代の高齢者が多い住民からは「静かな農村にヌードペンションとはどういうことか。平和な村に騒ぎが起こってしまっている」「恥ずかしい。典型的な農村の情緒にふさわしくないし、村のイメージにも悪影響を与える」などの声が上がっている。また27日、住民らはついにペンションの撤去を求めて具体的な行動に乗り出し、「ヌード族は出て行け」「脱ぐなら自分の家で思い切り脱げ」などと書いた横断幕をペンション近くの道に掲げた。

一方、警察や自治体は、ペンションが私有の敷地・建物であることから利用者に違法性は認められず、この問題に介入は困難との立場を示しているという。

韓国のネットユーザーはこの問題に大きな関心を見せているが、「風紀を乱しているじゃないか」「やるなら無人島でやれ」「汚らわしい」などヌードペンションの存在を否定する意見が目立ち、「田舎のお年寄りに対して何てことを」「住民には何の罪もないのに、気の毒」と、住民に同情するコメントも多い。

また、「まさか韓国にこんなものができるなんて」「国が本当におかしくなってきている」といった声もあった。(翻訳・編集/吉金)