2017年7月28日、中国のポータルサイト・今日頭条に、なぜ日本ではエアコンの設定温度が28度なのか、その理由について分析する記事が掲載された。

記事は、日本の多くの会社などではエアコンの設定温度が28度であると紹介。これはクールビスで推奨された室内温度が28度であることを指していると思われるが、この温度について最近、クールビス導入当時の環境省課長が「なんとなく決めた」と驚きの発言をしたことは記憶に新しい。

しかし記事は、日本では推奨されているエアコンの設定温度が28度であると断定したうえでその理由について分析。1つ目の理由は、「省エネ」になるからだという。エネルギーの大部分を輸入に頼る日本では節約は重要なことだとした。

2つ目の理由は、「26〜28度は健康に良い温度だから」だ。温度が低過ぎると、高齢者の場合は心血管疾患や脳血管疾患になりやすくなるという。また、室外との温度差が大き過ぎると風邪を引きやすく、26〜28度が健康に良い温度だとの研究結果もあると伝えた。

3つ目は、「子供に適切な温度が28度だから」だ。子供は体が弱いため、温度が低過ぎるとすぐに風邪を引き、温度が高過ぎても体調が悪くなるため、28度がちょうどいいという。

記事は結論として、日本人の省エネの姿勢は学ぶに値するもので、中国は南シナ海で天然ガスを採掘しているとはいえ、現時点でエネルギーが不足している状態であるため、日本のようにエアコンの設定温度は高めにすべきだと結んだ。

これに対し、中国のネットユーザーから「自分も28度にしている。そうでないと早朝の温度差に対応できない」、「28度がちょうどいい。夜は薄い布団1枚で眠れる。20度くらいに設定する人の意味が分からない」など、28度の設定温度に同意するコメントが多く寄せられた。

しかし、「私は29度に設定しても寒く感じる」、「27度だとちょっと寒く、28度だとちょっと暑い。だから一晩中温度調整を繰り返してしまう」という意見もあり、エアコンの温度設定は中国のネットユーザーも悩みどころのようである。(翻訳・編集/山中)