2017年7月29日、中国メディアの科学新報が、退職しないことが長寿の秘訣だとする記事を掲載した。

記事は、今年7月18日に105歳で亡くなった聖路加国際病院名誉院長の日野原重明氏について紹介。日本の医学、医療体系の基礎を築き、日本を世界的な長寿国とした立役者だと伝えた。

日野原氏はかつて、日本の平均寿命が68歳の時も退職年齢は65歳で、平均寿命が84歳になった2015年でも退職年齢はやはり65歳だと指摘。従って、日本人は退職をもっと遅らせるべきだと述べていたという。日野原氏自身、105歳で亡くなる数カ月前まで仕事を続けており、スケジュールには5年先のことまで記されていて、毎日長時間働いていたと記事は紹介した。

日野原氏の長寿の別の秘訣は、食事や睡眠を気にせず楽しく遊ぶことだという。日野原氏は、「子供のころは、遊ぶのが楽しかった時には食べることや寝ることも忘れるほどだった。このような態度を大人になっても持ち続けることができ、食事時間や睡眠時間などルールに厳格に従おうとして疲れを感じる必要はない」と述べた。

また、長生きしたいと思ったら太り過ぎない方がいいという。日野原氏は、「私は朝食に1杯のコーヒー、1杯の牛乳、それに1杯のオレンジジュース、そしてオリーブ油をスプーン1杯飲む。昼食は牛乳とビスケットを少しで、忙しい時は食べない。夕食は野菜と少しの魚、白米で、週に2回肉を100グラム食べる」と自身の食生活を紹介した。

さらに、日野原氏は盲目的に医者の言うことを信じて手術すべきではないと主張。医者は必ず治せるわけではないのだから、手術による苦痛を味わう必要は必ずしもなく、音楽や動物の存在は多くの医者が考えるよりその効果が大きいという。子供が歯痛でも遊んでいるときは痛いのを忘れてしまうのと同じで、楽しく遊ぶことで苦痛を征服することができるとした。最後に運動も重要で、日野原氏は荷物を背負って1段飛ばしで階段を上る運動をしていたと紹介した。(翻訳・編集/山中)