2017年8月1日、新華網は「この件について、日本人はどうして中国人より気にかけるのか」と題するコラム記事を掲載した。

記事は、先日中国で放送されて人気を博した司馬懿の視点から描く初の三国志関連ドラマが日本でも一部ネットユーザーの間で注目されたと紹介。「実は日本人の三国志に対する興味は中国人に引けを取らないどころか、それを上回る勢いなのである」と評した。

そして、神戸市長田区の商業エリアには三国志の登場人物の像や三国志をテーマにした施設があり、定期的に「三国志祭」が開催されること、日本国内には数多の「三国志サークル」が存在し愛好者の知識は中国人として冷汗が出るほとであること、「三国志検定試験」まで存在し毎回多くの市民が受験料を払って参加することを伝えた。

また、「三国志は日本の漫画やゲームにも大きな影響を与えた」とし、その代表として横山光輝氏の漫画「三国志」を挙げ、「コンピューターゲームの世界では三国志をテーマにした作品があふれている」と紹介した。

さらに、高度経済成長期には多くの学者や経営者が三国志から人材起用や経営管理を学ぶ風潮が生まれ、パナソニックの創業者である松下幸之助氏もかつて「三国志の人物の知恵は、自分にとって一番の師である」と語ったと紹介している。

日本人が三国志を熱愛する文化的な原因について、記事はストーリーの随所に出てくる「忠君」を挙げた。また、戦乱の時代を武力で勝ち抜く「尚武の精神」も、日本の武士道にマッチするものであると解説している。(翻訳・編集/川尻)