2017年8月7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で昨年、酒に酔った状態で殺人や性犯罪、暴力などを犯し逮捕された人の数が、正常状態で同様の罪を犯した人の数とほぼ変わらないことが明らかになった。中国メディアの環球網が伝えた。

韓国警察庁がこのほど公表した「2016年犯罪統計」によると、韓国で昨年逮捕された殺人または殺人未遂容疑者995人のうち、犯行当時、酒に酔っていた人は390人(39.2%)で、正常な状態だった397人(39.9%)とほぼ同水準だった。酒に酔った状態だった人のうち、実際に殺人を犯した容疑者は91人で、残りの299人は未遂だった。一方、「精神異常」は31人(3.1%)、「知的傷害」は1人(0.1%)、「その他精神障害」は41人(4.1%)で、昨年から社会問題となっていた精神疾患者による犯行の割合は、酒に酔った人による犯行に比べてむしろ微々たる程度であることが分かった。

性暴行犯罪の場合、昨年逮捕された6427人のうち酒に酔った状態での犯行が1858人(28.9%)で、正常状態の2743人(42.7%)に続き2番目に多かった。強制わいせつも1万6016人のうち酒に酔った状態が6068人(37.9%)で、正常状態の7202人(45%)に次いだ。

傷害や暴力、器物損壊などの暴力犯罪も、38万965人のうち酒に酔った状態は11万7874人(30.9%)で、正常な状態の13万2259人(34.7%)とほぼ同割合だった。

ソウルで今月1日、酒に酔った男が妻を凶器で殺害する事件が発生したほか、慶尚北道亀尾市では50代の男が一緒に酒を飲んでいた知人と口論になり殺害する事件が起きている。

警察関係者は「飲酒は韓国の文化という側面もあるが、治安の観点では弊害が大きい」と話している。(翻訳・編集/柳川)