2017年8月5日、新京報によると、上海で行われた世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチでTKO負けを喫して王座を失った鄒市明(ゾウ・シーミン)が、相手に木村翔を選んだことについて「日本人」であることも理由だと語った。

鄒は7月28日に王座陥落後、初めてメディアのインタビューを受けた際、対戦相手に木村を選んだ理由について言及。「世界ランキング15位以内の選手から1人を選んで防衛戦をすることができる。候補者は3人いたが、プロモーターとセコンドと一緒に木村を選んだ。木村の攻撃力は非常に強く、ファンに熱い戦いを見せられると思ったからだ」と語った。

また、「木村は日本でも世界でもランキングは高くない。勝てると思って選んだ相手ではないのか」との質問に対し、「もちろんそれも考えにはあった。ただ一番大事だったのは、彼が対戦相手としての要件を満たしていたこと。そして彼にはファイティングスピリッツという非常に優れた点もある。今回の戦いでも、目の縁から流血しながらも勇敢に前に出続けていた」と答えた。

さらに、「日本人ということも、木村を選んだ要因なのか」との問いには、「それもある。日本はプロボクシングの歴史が長い。日本を知り、日本から学ぶためのとてもいいチャンスだと思っていた」とし、「中国で日本選手を倒せばマーケット的に多くのメリットがあると考えたのでは」と聞かれると「それは、多少なりともあるだろう。ただ、観客や世論と選手が考えていることは別。われわれは目の前にいる相手がどこから来たのかなど気にしない。ただ勝ちたい、相手を倒したいだけ、ボクシングをしたいだけなんだ」と語った。(翻訳・編集/川尻)