2017年8月7日、韓国・ニューシスは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相の電話会談の内容を伝えた。

韓国大統領府によると、文大統領は7日午後4時から23分間にわたって行われた安倍首相との電話会談で、「完全なる北朝鮮の核廃棄に向けた対話の場に北朝鮮を引き出すために、日韓、日米韓が戦略的方策を協議しなければならない」と述べた。

日韓首脳は、北朝鮮のミサイル能力の高度化と相次ぐミサイル発射の挑発は、朝鮮半島はもちろん北東アジアの平和と安定を脅かす深刻な問題との認識で一致。また、日韓ならびに日米韓が緊密に協力して、北朝鮮の挑発と脅威に強く対応していることについて満足感を示し、北朝鮮が挑発を続け、対話の意思を示していない現状の下で、北朝鮮に対する圧力と制裁を強化していくことが必要である点でも共通の認識を確認した。

安倍首相は文大統領とのシャトル外交にも言及、「文大統領のリーダーシップの下、日韓間の協力関係を構築することができるようになったことを喜んでいる」とし、「シャトル外交の一環として、文氏の早期の日本訪問を期待する」とした。

文大統領も「シャトル外交活性化のため、実務的に互いの都合の良い時期に(訪日を)調整していきたい」とし、9月初旬にロシア・ウラジオストクで開催される東方経済フォーラムでの安倍首相との再会に期待を寄せた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「北朝鮮の核問題解決のためには協議は必要」「戦争が起きないようにしてくれたらいいけど…」「いい解決方法を見つけてくれることを祈る」「北朝鮮の核問題解決のためには日米韓の協力は当然」など、北朝鮮問題に対応するためには、日韓対話を含め、日米間の協調が必要とする意見が寄せられた。

その一方で、「現実が理解できていない。北朝鮮が核を放棄するわけがない。核保有国であることを認めた上で交渉するしかない」と、北朝鮮に核放棄を要求することへの否定的な声もみられた。(翻訳・編集/三田)