2017年8月8日、ロシアで臨時雇用した大学生にセクハラ行為を繰り返していた事実が明らかとなり罷免された韓国外交部の高位公務員が、監査の過程で「あいさつ代わりのキスだった」など驚きの釈明をしていたことが分かった。

韓国日報は同日、駐ロシア韓国大使館公使参事官兼文化院長として勤務していた男性(53)が2015年に当時20歳だった現地の大学生Aさんにセクハラ行為をした状況が記録された外交部の書類などを引用し、男性の釈明発言の内容を伝えた。

男性はAさんの体を触ったり、キスをしたりするなどの不適切な行為があった事実を認めながらも「韓国語が流ちょうで振る舞いも韓国的であることを不思議に感じたこともあり、『これからよろしく』という意味だった」と説明し、「ロシア現地では慣行上、受け入れられるレベルのジェスチャーだ」と主張した。男性は「Aさんの苦労がありがたく、『感心する部分の多い人だ』という気持ちで抱きしめ、あいさつ代わりにキスなどをしたが、欲による強制的な行動ではなかった」とし、「現地の慣行に合わせて包容やキス、酒に酔ってダンスをするなどの行為を何度もしたが、周囲からは不適切というより『現地によく適応している』との評価を受けていた」と明らかにした。

昨年4月に外交部から罷免された男性のセクハラ行為は最近になってようやく明るみに出た。外交部は「被害者が身元を知られるという2次被害を恐れて加害者の処罰を望まなかったため、男性を検察に告発しなかった」と明らかにした。

韓国では昨年12月にも駐チリ韓国外交官が未成年者にセクハラをした事実が明らかとなっており、外交官の資質や管理問題に対する懸念の声が高まっている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「ああ恥ずかしい」「言い訳のレベルが低過ぎる」「韓国人と名乗らないでほしい」「韓国の外交官は国民のお金で海外へ行き、『ヘル朝鮮(地獄の韓国)』を広報しているようだ」など男性に対する批判的なコメントが相次いでいる。

そのほか、「その愛情表現が許されるのは自分の娘に対してだけ」「このような外交官を法律で罰するのが韓国の慣行だよ」などと指摘する声も。

また、「韓国の外交部は性に関する犯罪歴のある人を優先的に採用しているのか?」「軽い気持ちがエスカレートして重大な犯罪につながることもある。外交部は職員をしっかりと管理するべき」など外交部に対する不満の声も多くみられた。(翻訳・編集/堂本)