2017年8月8日、ベルリン中心部の連邦議会議事堂前で、ドイツで禁じられているナチス式敬礼のポーズを取った中国人観光客2人が警察に逮捕されたことを受け、中国メディアの新華網は、各国を旅行で訪れた際に気を付けておきたいことをまとめて紹介している。

シンガポール:器物・公共物の損壊行為は鞭打ちの刑

シンガポールではガムのポイ捨てのみならず輸入や販売も禁止されている。だがガムのポイ捨てよりも注意しなければならないのが器物・公共物の損壊行為だ。2014年にシンガポールの地下鉄の列車に落書きしたドイツ人2人に対する国境を超えた追跡が行われ、2人は逮捕された。裁判所は2人に禁錮9カ月と鞭打ち3回を言い渡した。また、公衆トイレで利用後に水を流さなかった場合、違反者は初犯で150シンガポールドル(約1万2000円)、再犯で500シンガポールドル(約4万円)の罰金が科される。

タイ:王室について話題にすることは避ける

タイでは国王や王室に関する話題は避けた方が無難だ。不適切な発言は現地の法律に触れる可能性がある。タイの皇居や寺院を見学する際は、身なりに気を付け、Tシャツやタンクトップ、穴の空いたズボン、サンダルなどは避けるようにしよう。

ブータン:入国時にたばこを持ち込む際には100%の関税

禁煙国家のブータンでは外国人旅行者がたばこを持ち込む際に100%の関税を支払わなければならない。さらに公共の場所で喫煙をすると225ドル(約2万5000円)の罰金が科される。旅行者がブータン国内でたばこ製品を販売すれば、警察に逮捕され、密輸罪で刑務所入りとなる。

インド:牛を神聖視

インドは多くの宗教的タブーがあり、牛が神聖視されているのもその一つだ。インドではよく道路に牛がいて、車や人は彼らを避けて通らなければならない。ヒンドゥー教の寺院では牛革製品が持ち込み禁止だ。

インドネシア:子どもの頭をなでてはいけない

インドネシアの人々は他人に体を触られることを好まない。特に頭部は人体で最も神聖な場所とされ、子どもの頭には神が宿っているとされる。

アラブ首長国連邦:身なりや振る舞いに関する多くの禁忌

ドバイやアブダビは他の都市に比べまだ寛容だが、現地の風習に反すれば警察の世話になることになる。公共の場所で禁じられている行為には、ミニスカートやビキニ、ショートパンツ、透けて見える服、体のラインを強調した服の着用、ダンス、大音量の音楽、レストランやバー以外での飲酒、宣誓、裸で泳ぐことなどが含まれる。公共の場でカップルがキスしたり手をつなぐ行為も処罰の対象になる可能性がある。

サウジアラビア:公共の場での飲酒は違法

サウジアラビアで飲酒は違法だ。政府は旅行者には寛容で、特定区域に滞在する旅行者は飲酒が認められる。だが室内でしかも鍵をかけた上で静かに飲酒することが定められている。また、外国人女性は外出時、頭を覆わなければならないが顔を隠す必要はなく、足首と手の甲まで覆う長袖と長いスカートを着用しなければならない。(翻訳・編集/柳川)