2017年8月8日、韓国・聯合ニュースによると、昨年11月に締結された日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)の終了を韓国政府が日本側に通知できる期日である今月24日を前に、市民団体から終了を要求する声が相次いでいる。

8日午前、韓国の市民団体「ソウルキョレハナ」は、ソウル中心部の外交部正門前で記者会見を開き、「立法府の同意なしに政権が拙速に締結した協定であり、非公開の密室合意だった韓日GSOMIAを直ちに終了すると宣言せよ」と協定終了を要求した。

また、市民団体「8・15汎(はん)国民平和行動推進委員会」は、大統領府前の噴水広場で記者会見を開き、「文在寅(ムン・ジェイン)政府は日韓協力強化を公言する韓日軍事協定をそのまま存続するのではないかと憂慮される」と批判した。

GSOMIA協定第21条3項によると、この協定は締結後1年間有効で、一方が他方に協定終了日の90日前までに終了の意思を、外交ルートを通じて書面で通知することができる。双方から終了の意思を告げる通知がなければ、協定は自動的に1年間延長される。

この協定は昨年11月23日に締結されたため、韓国政府が協定を終了させるには、今月24日までに終了の意思を日本側に通知せねばならない。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「GSOMIAは当然終わらせねばならない」「一日も早く終わらせろ」「日本は韓国の友好国ではない。独島(日本名:竹島)問題で敵対する相手国だ。このような国と軍事協定のようなものはあり得ない」など、GSOMIA終了への賛同の声が多く寄せられた。

その一方で、「日韓GSOMIAは米軍の要請で締結された協定だろうから、米国との調整なしに破棄するのは難しい」と、冷静に状況を分析する意見もみられた。

その他に、「日韓GSOMIAは終了して、南北軍事協定と中韓軍事協力協定を推進しよう」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)