2017年9月7日、韓国・世界日報は、多様な分野において「マニア」が存在する日本で、マンホールのふたに関心を寄せ、収集に熱を上げる人たちが続出しており、品切れ状態になっていると報じた。

報道によると、前橋市が先月、不要となったマンホールのふたを1個当たり3000円で販売すると発表したところ、全国から約100人の購入希望者が押し寄せた。市が売却するマンホールのふたは直径約60センチ、重さ約40キロの鋳鉄製で、1983年から2012年に生産されたものだという。

マンホールのふたが人気を博すきっかけとなったのは、一部の地方自治体が新聞を通して紹介した「マンホールカード」。カードにはご当地マンホールのエピソードやデザインの由来が載っている。

マンホールのふたを購入するため、前橋市を訪れた男性は「地域特有のデザインや地方自治体の合併などで今では見られない希少価値のあるものがある。文字やデザインを通してその時代の背景を知れる産業遺産が鉄くずになってしまうのが残念で購入を決心した」と話した。

また、一部のマニアの間ではマンホールのふたを集めて定期的に展示会を開いて情報交換をするなど、さまざまな活動が行われているという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「日本人がまた意外なものに食いついた(笑)」「マンホールのデザインにまでこだわるなんて。本当に美意識の高い国」など驚きの声が寄せられている。中には「日本の公務員は誠実だね。韓国だったらどんな経路でどこに売られたかすら知れないだろう」との声も。

また、「日本のこういう文化は本当に素晴らしい。未来ではきっと『昔の時代の産業と文化を理解するための貴重な遺物(文化財)』になる」「うらやましい文化。韓国の遺物はほとんどなくなってしまって、日本に奪われたものだけがきれいな状態で残っている。実は私たちが自ら手放し、守れなかった遺物はとても多い。韓国に『文化財を守る』という考えが生まれたのは最近のことだから」「やっぱり日本は先を行っている。近代の歴史が長い日本は考え方が韓国よりもはるかに現代的。数年前に韓国に鉄道オタクが現れた時、人々は変な目で見ていたが、今考えてみるとそんなに変な趣味ではない。むしろ非常に健全で正常な趣味を持つ人たちだ」など日本のオタク文化をうらやむ声も多い。

そのほか「韓国と日本はマンホールのふたから違うのか…。日本のマンホールなら収集したくなる気持ちも分かる」「日本は道路がきれいに整備されている。マンホールには日本らしくかわいい装飾が施され、路上駐車はなく、花壇もきちんと手入れがされている。つい韓国と比べてしまう…」など韓国と比較する声や、「美しい景観のために韓国にも導入してほしい」「とてもいいアイデア。ソウル市長は早くパクるべき」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)