2017年12月8日、太平洋戦争中に米軍の攻撃を受け沈んだと伝えられてきた旧日本軍の軍艦の姿が、韓国・済州島(チェジュド)沖の海底で確認された。韓国・ニュース1などが報じた。

済州道は8日、済州市・挟才(ヒョプチェ)海水浴場近くの飛揚島(ピヤンド)沖に沈んだとされていた軍艦の存在を確認するため水中調査を行った結果、軍艦1隻を発見したことを明らかにした。船体の大部分が砂に覆われた状態で、当時の記録によると、全長は70メートル、3900トン級と推定されるという。当時、一緒に沈没したと伝えられている軍艦2隻は見つからなかった。

道は見つかった軍艦を国の文化財庁に「水中埋蔵文化財」として届け出る計画で、同庁は現地調査や専門家の審議などを経て、最終的に文化財に指定するかどうかを決めるという。

飛揚島沖で米軍の魚雷攻撃を受け沈んだ日本の軍艦については、地元住民の口伝えで現在まで伝えられてきた。その情報を基に2015年、地元テレビ局が飛揚島沖の水深11メートルの地点で軍艦の撮影に成功し、その姿が初めて公開された。

今回の発見報道に韓国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられているが、「韓国の海にあったなら韓国の物だよ」との声が最多の共感を集めたほか、「こういう場合の所有者は誰になるんだろう?」「日本に『持って帰れ』と伝えた方がいい」など、その所有権の所在に関心を示す声が目立つ。

また「日本の軍艦がなぜ韓国の文化財に?」「少なくとも文化財ではないと思うけど…」と文化財指定への動きに疑問を投げ掛ける人も多く、「沈めたままでいいと思う」「日本に高く売ったらどうかな?」などのコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)