2018年6月4日、シンガポール華字紙・聯合早報は、日本の人手不足を受け、企業経営者が社員に求める「妊娠・出産の順番制」について「子どもを産むと叱責されるなんて」と驚きとともに報じた。中国新聞網が伝えた。

記事は「日本では人口減少に伴う人手不足と、働く女性の仕事と家庭の両立が、二つの社会問題として深刻化している」と指摘し、「出産順番制」の被害者の一人である35歳の女性を紹介した。女性はここ2年、二人目の子どもがほしいと思ってきたが、妊娠しなかった。すると雇用主は「あなたが出産できる期限は切れました」と通告。妊娠をあきらめるよう促した。今は「順番」が来た新婚の女性社員が妊娠しているという。女性によると、「出産順番制」は社内の暗黙のルール。女性は「そのルールを知った時、驚いて反応できなかった」と話す。その後、彼女は会社を辞めて二人目を産んだとのこと。

また、思いがけない妊娠で会社に謝罪を求められたケースもあるという。メディアへのある男性の投書によると、男性の妻は妊娠したことを会社に告げたところ、「順番を守らず割り込んだ」として謝罪させられたという。専門家は「日本が女性の職場進出を奨励し、出生率を挙げたいのであれば、職場の文化から変えなければならない」と話している。(翻訳・編集/大宮)