2019年1月26日、上観新聞は、日本の女子テニスプレーヤー・大坂なおみの快進撃について「われわれは『残酷な現実』を受け入れなければならない」とする記事を掲載した。

記事は「テニスはずっと欧米人の得意競技であり続けてきたが、中国の李娜(リ・ナー)が全仏と全豪を制したことで、アジア人がテニスの舞台で注目を集めるようになった。李娜はしばらくアジア最高の女子プレーヤーの地位を保ってきたが、ここにきて日本の大坂なおみが出現した」と伝えた。

そして、現在21歳の大坂について2016年シーズンに頭角を現して世界ランキングを203位から一気に40位にまで上げ、その年のWTA最優秀新人賞を獲得したと紹介。昨年には弱冠20歳でアジア人初の全米オープン制覇という偉業を成し遂げたことで、李娜としばしば比較されるようになったとする一方、「李娜が最初にグランドスラムを制覇したのは28歳のとき。それを大坂は20歳でやってしまったのだから、本当に末恐ろしい」と評している。

また、今回の全豪オープンでは試合後に中国メディア向けの記者会見が行われたことを紹介。その中で大坂が「米国で育ったが、母親がチャイナタウンで仕事をしていたことがあり、小さい頃はよくチャイナタウンに通っていた。ギョウザが超大好き」と語り、彼女が持つ「中国属性」について伝えた。さらに、昨年李娜とのツーショット写真がSNSで公開されたことについて「あの時はとても緊張した。李娜が大好きだから。彼女に会えて、しかも私にフレンドリーにしてくれたことは、一生忘れられない思い出」と語ったとしている。

記事は「李娜を抜くのは時間の問題だ。もし今回の全豪オープン決勝でクビドバを破れば、李娜が持つグランドスラム優勝回数に並ぶだけでなく、世界ランクでも李娜が成し得なかったアジア人初の1位に立つことになるのだ」と結んだ。(翻訳・編集/川尻)