2019年8月1日、韓国・JTBCは、同日に始まった「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由・その後」で、慰安婦を象徴する平和の少女像を見た日本市民らが「意外な反応」を見せていると伝えた。

平和の少女像は同日から10月14日まで名古屋市などで開催中の「あいちトリエンナーレ2019」で愛知県美術館に展示されている。同像が日本の公共美術館に展示されるのは初めてである上、日韓関係が悪化の一途をたどっている状況での展示ということで、開催前から韓国でも注目を集めていた。初日の展示場の様子について、記事は「子どもたちが少女像の椅子に座り同じポーズをとってみたり、乳児を抱いた女性が少女像の手を握ったりしていた」とし、「少女像は日本でも穏やかに見えた」と伝えた。展示場を訪れたある日本人男性は「反日のイメージが非常に強かったが、少女像の意味を知るとそうではなかった」と話した。展示場には少女像だけでなく、元慰安婦女性らの写真なども展示されていたという。

今回の展示は、元徴用工問題などで日韓間の緊張が高まっている中での開催となったため、日本市民らからの反発も予想されていた。しかし記事は「初日は反発する人よりも、初めて見た少女像に共感する人の方が多かった」と伝えている。ある日本人女性は「ある意味よい時期だと思う。(日韓関係が)難しい時だからこそ見るべき」と話したという。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「日本に展示されたこと、さらに日本人たちの反応が意外過ぎて驚いた。日本が慰安婦問題について謝罪し、日韓が仲良くなったらいいな」と驚く声や、「日本政府は嫌いだけど、日本の市民の意識の高さは評価する」と喜ぶ声が上がっている。

一方で「それなのに多くの日本人が安倍首相を支持しているのはなぜ?」「慰安婦の歴史を知っても、日本人たちは謝罪を求めて声を上げたりしない。あるものをそのまま受け入れる文化だから」「経済報復が政治的なものではないことをアピールするためだ。安倍首相も頑張るね」などと指摘する声も。また「過去をきちんと清算しなければまた同じことが繰り返される」と警鐘を鳴らすユーザーもいた。(翻訳・編集/堂本)