2019年10月10日、中国の動画サイト・梨視頻は、広西チワン族自治区の動物園で国慶節連休中、希少動物のリクガメの背中に籠を貼り付け、客に硬貨を投げさせていたことが問題視されていることを伝えた。

中国版ツイッター微博の同アカウントが掲載した映像によると、同自治区南寧市の動物園で国慶節期間中、水が張られていないタイル張りの池の中に入れられたケヅメリクガメの甲羅部分に籠が貼り付けられた。籠には中国の国旗が差し込まれており、来場者がカメラで撮影したり、硬貨を籠に投げ入れようとする様子が写っていた。

同アカウントによると、現場の様子を見ていた来場客の1人は「甲羅に籠をつけて硬貨を投げてもらおうとする行為は言うまでもなく、リクガメをはじめとする爬虫類をタイル張りの池で飼うというのも飼育環境が劣悪」と語った。動物園の担当者は「現在処分を検討中」をコメントしたという。

この件について、中国のネットユーザーは「これは明らかに動物虐待。こんな動物園は早く閉鎖してほしい」「動物虐待だけではなく、国旗に対する侮辱でもある」「このカメさん、かわいそう」「悪い冗談にしか思えない」「しかも池がとても汚い」などといった非難を動物園に浴びせかけた。

また、先日日本の動物園で死亡したワニの胃から、来場客が投げたと思われる大量の硬貨が出てきた事例を挙げ「動物の保護は動物園側の努力だけではなく、観光客もやらなければならないことだ」との感想を残すユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻)