2020年1月5日、韓国・KBSは、日本による半導体・ディスプレー材料3品目の対韓輸出規制強化措置を受け半年前に始まった韓国企業の「脱日本」の現状について伝えた。

記事は、「フッ化水素は国内需要の3分の2を日本に依存していた素材だが、迅速に生産ラインを増設し、半年で国産化に成功した」と伝えた。また、「フォトレジストは日本への依存度が最も高い上、国産化の開発に1年以上かかると懸念されていたが、脱日本の実現が最も早かった。ベルギーなどから迂回輸入路を確保し、グローバル企業による直接生産も推進されている」とした。ポリイミドについても「『なぜ規制したのか分からない』と話す業界関係者がいるほど難なく国産化が進んでいる」と伝えている。

記事は、「規制強化措置当初は半導体生産への影響を懸念する声が多かったが、6カ月経った現時点で韓国企業の被害は事実上なく、むしろ脱日本化に弾みがついた」と報道。韓国政府は昨年の2.5倍の2兆1000億ウォン(約1940億円)の予算を素材部品装備分野に投入し、今後5年以内に日本への依存度が高い100大品目を国産化し、輸入国の多様化を遂げる計画だという。

これを受け、韓国のネット上では「独立運動はできなかったけど、不買運動は続ける」「企業の生き残りをかけた意地と努力に拍手」と応援するコメントが多く寄せられている。

また、「脱日本は難しい」と指摘していた一部の韓国メディアや最大与党・自由韓国党に対し、「日本にひざまずいてお願いしなきゃいけないって言ってたけど、何とか言ったらどうか」「国が亡びる前に日本に特使を送るべきだと騒いでた党はどこだ?」などと皮肉の混じったコメントも見られた。(翻訳・編集/松村)