2020年5月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・江原道太白市にある慰安婦像の姿に驚きの声が上がっている。

記事によると、太白文化芸術会館の時計台の前に設置されている慰安婦像は現在、全身が使い古した布団で覆われている。布団は黒い紐でしっかり固定されており、片足には軍手がはめられている。さらに、接近防止のためのロープは切れた状態で、周りには工事資材の入っていた容器が乱雑に置かれているという。

これを見た市民からは「ぞっとする」との声まで上がっている。同市市議会のチョン・ミギョン議員も「歴史を正したいという市民らの思いでつくられた慰安婦像がこんな扱いを受けるとは…」と驚きを示したという。

この慰安婦像は今年3月1日(独立運動記念日)に除幕式が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡散の影響で延期されている状態という。

江原道地域のある市民団体は「名誉と人権の回復のために設置するものなのに、まるで醜いものを扱うかのように放置してはいけない。(元慰安婦の)おばあさんらが見たらどんなに傷つくだろうか」と訴えている。同市関係者は「市民から抗議を受けても当然だ」とし、像の設置を推進する市民団体に適切な対応を要請すると約束したという。

韓国では最近、元慰安婦のイ・ヨンスさんが支援団体の会計不正を指摘し、「支援団体に利用されている」と訴え、波紋が広がっている。そのためこの記事には韓国のネットユーザーから「お金がもったいない。これ以上慰安婦像を増やさないで」「元慰安婦を利用した金稼ぎはやめて。慰安婦像の設置も純粋な意図に思えない」との声が寄せられている。

一方で、「ヨンスさんがあんなことを言ったから…」「ヨンスさんの一言で慰安婦問題が闇に葬られてしまう」「これがヨンスさんの望み?」と懸念する声も。

その他、「誰がこんなことを?探し出してこの国から追放してほしい」「慰安婦像周辺に監視カメラを設置するべき」「鳥肌。ここは本当に韓国?」「いくら慰安婦像の設置に反対していてもここまでするのは非常識」などの声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)