2020年2月5日、韓国・聯合ニュースは、IOC(国際オリンピック委員会)が、「東京五輪で日本人が旭日旗を使った応援をした場合は状況ごとに判断する」という従来の立場を維持していると報じた。旭日旗使用禁止を求める請願書などを、IOCのバッハ会長に送った韓国の市民団体VANKの話として伝えた。

韓国国会では、「(東京五輪は)帝国主義に侵略された国家の痛ましい記憶を刺激する」として、昨年9月、東京五輪・パラリンピックで旭日旗使用禁止をIOCなどに求める決議を採択している。

記事によると、IOCのクリスチャン・クロウ広報理事はVANKの請願に対し、「スポーツの競技場で政治的なデモはあってはならないということは、われわれの確固たる信念だ。すでに表明しているように、競技中に旭日旗を使用する状況が発生した場合は、状況別に判断する」とメールで回答したという。VANKはこれに抗議の請願書を送り、「受動的な姿勢は日本政府の報道官のような回答だ」などとコメントしたという。

また、記事はVANKが「放射能五輪になる」と警告のメッセージを込めて風刺したポスターについて、クリスチャン理事が立場を表明したことも報じている。クリスチャン理事は「VANKが五輪のエンブレムを無断で使用し、政治的メッセージを発信したことは正しい行為ではなく、今後は行わないようにしてほしい」と警告したという。

これに、韓国のネットユーザーからは、「VANKを応援しよう」「われわれは独立軍の写真を持って応援しよう」「五輪ボイコットだ」「今度の五輪には行かず、見もしないでおこうかな」「韓国チームの競技中に旗が見つかったら競技中断」などと、不満や反発の声が上がっている。

一方、「国際的には問題が全くないということだよ。もう韓国でもこの問題を終わらせないと日韓関係は改善されない」といったコメントも上がっている。(翻訳・編集/関)