中国メディア・環球網は9日、新型コロナウイルスの発生源となった武漢のために募金活動を行った日本人の女子生徒を取り上げ、「中国のSNS上で紹介されて人々の涙を誘っている」と伝えた。

記事によると、今月8〜9日に東京都・池袋西口公園野外劇場グローバルリング行われた多文化交流イベント「東京燈会満月祭池袋2020」に、「武漢中国応援ブース」が登場。都内の深大寺養蜂園が、桜の名所である武漢にちなんだ「桜の蜂蜜」のチャリティー販売を行った。売上金は全額武漢に寄付するという。

同ブースでの活動には長袖の赤いチャイナドレスを着た中学2年の女子生徒も募金箱を持って参加。イベントの開催中、何度も深々とお辞儀をしながら道行く人々に声を掛け続けた。
記事によると、女子生徒は母親が長く中国に関連する仕事に就いてきたことがきっかけで、これまでに大連などの都市を訪れた。中国人の友人も多くいるという。女子生徒は、「武漢や中国のために何かできないか」と考えていた時に、テレビで「東京燈会満月祭」の武漢支援活動について知り、すぐにボランティアとして参加したいと申し出たという。

環球網の記者からインタビューを受けた女子生徒は、「私は何もすごいことはしていません。私の行動がみんなの笑顔につながればうれしいです」「(寒くても)平気です。たくさんの人が私より大変な思いをしています。自分でやると決めたからには、私にできることを全力でやりたいです」などと語った。

女子生徒の募金活動の様子がシェアされると、中国のネットユーザーからは「感動した」「ありがとう、日本の小妹妹(女の子)」「困難の中、本当の思いやりというものを見た」「日本国民の善良な品性に感謝します。今春、武漢の桜が日本の桜と同じようにきれいに咲くことを祈っています」といった声が寄せられた。(翻訳・編集/岩谷)