2020年5月6日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは「日本には一体どれだけの潜在的な新型コロナウイルス感染者がいるのか」とする記事を掲載した。

記事は、仏時間3日現在で世界の新型コロナウイル感染者が350万人を超え、米国では116万人あまりが感染し、約6万7600人が死亡したのに対し、日本では日本時間3日午前10時現在で感染者数が1万5589人、死亡者数が530人にとどまっていると紹介。「本当にこれだけの感染者数なのか」と疑問を呈するとともに、国外からはPCR検査の実施数が少ないため、潜在的な感染者が多く存在するとの声が出ていると伝えた。

そのうえで「日本で実施しているPCR検査の件数は確かに少ない」とし、厚生労働省による1日現在の統計で、日本のPCR検査実施件数が約17万4150人となっていることを紹介。かたや韓国の検査件数はすでに95万件を超えており、人口10万人当たりの検査実施数はイタリアの3159件、米国の1752件、韓国の1198件に比べて日本はわずか188件であるとした。

記事はまた、神戸市立医療センター中央市民病院が3月31日〜4月7日に無作為に選んだ一般外来患者1000人に対して実施した新型ウイルス抗体検査の結果、3.3%にあたる1000人中33人にウイルスLGg抗体が見つかったことが分かったとし、この割合に同市の人口を掛けて算出される推定感染者数は、4月7日現在で同市が把握していた感染者69人の594倍に達すると伝えている。

そして、全国民規模の検査や調査をしなければはっきりしないものの、同病院や各大学、研究機関のデータを総合すると、日本全国の実際の感染者数(感染、治癒後に抗体を持った人を含む)は総人口の1〜2%、すなわち120〜240万人にのぼると予測。一方で「もちろん、あまりにもパラメーターが少なすぎるので、この数値の正確性は保証できない」とした。(翻訳・編集/川尻)