2020年5月7日、韓国・朝鮮日報は「『日本軍慰安婦は売春の一種』と発言して物議を醸した大学教授に1カ月の停職という重い懲戒処分が下された」と伝えた。

記事によると、韓国・延世大学のリュ・ソクチュン教授は昨年9月、講義中に「慰安婦は売春の一種だ」と発言し、これを問題視した学生に対し「気になるなら(売春を)一度してみるか?」と述べ物議を醸した。これを受け、同大学の教員懲戒委員会は今月6日にリュ教授に1カ月の停職処分を言い渡した。停職中は教授としての身分を保有するが講義はできない。給与は通常の3分の2が支給されるという。

リュ教授は今回の処分を不服としている。行政裁判などを通じて「真実を明らかにしたい」と話しており、「問題となった『気になるなら一度してみるか?』との発言は『研究してみなさい』という意味で述べたものだが、教員懲戒委員会は客観的な証拠もなくセクハラ発言と断定した」「加工された虚偽事実を基に懲戒が決定された」などと主張しているという。

また、リュ教授は現在、検察による捜査も受けている。元慰安婦を支援する「正義記憶連帯」などの市民団体は昨年9月、リュ教授を虚偽事実流布による名誉棄損の疑いで検察に告発。警察は7カ月に及ぶ捜査を終え、今年3月末にリュ教授を起訴意見付きで検察に送致している。

これに韓国のネットユーザーからは「たった1カ月の停職?さらに不服だって?あきれてものが言えない」「リュ教授は反省して謝罪するべきところなのに」「情けない処分だ。延世大学にはがっかり」「教師の口から出た言葉とは思えない。教授としての資格をはく奪するべき」「高い入学金や授業料を払っている学生たちがかわいそう」「学生たちは何している?抗議するべきだ」など、大学側の処分やリュ教授の反発に不満の声が続出している。(翻訳・編集/堂本)