2020年5月12日、韓国・ニュース1によると、慰安婦問題解決に向け活動する市民団体「正義記憶連帯」の代表を務めた尹美香(ユン・ミヒャン)議員が児童虐待・青少年保護法違反の疑いで保守系市民団体から告発された。

記事によると、市民団体の「反日銅像真実究明共同対策委員会」と「正しい教育権実践行動」は同日午後、ソウル地検に告発状を提出した。

両団体は提出前の記者会見で「水曜集会は(慰安婦問題で日本政府を糾弾すべく、毎週水曜日に日本大使館前で行われている正義記憶連帯主催のデモ)一見文化祭のようだが、子どもたちに戦争犯罪の一種である戦時中の性暴力、集団強姦の観念を注入する残酷な現場だ」と指摘し、尹議員について「水曜集会を通じて子どもたちに戦時中の性暴力に関する内容を体験させ、精神的に虐待した」と主張した。

また、「水曜集会は慰安婦問題解決、慰安婦被害者のための正義実現という美名のもとで、歪曲(わいきょく)された歴史認識と過度な反日感情を助長した」とし、「子どもたちを集めて行われる精神的虐待の行為を続けてはならない」と訴えたという。

「正義記憶連帯」をめぐっては最近、元慰安婦のイ・ヨンスさんが「水曜集会などで集めた寄付金が被害者のために使われていない」と主張し、寄付金の使用内訳に関する疑惑が大きな波紋を呼んだ。その後、「正義記憶連帯」は釈明会見を行い、寄付金の使用内容を公開している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「慰安婦=性奴隷と教えることがなぜ虐待になる?」「事実を教えているだけだ」「正義記憶連帯に問題があることは確かで財務調査が必要だけど、この主張はおかしい」「一体どこの国の人?なぜ日本の味方をする?」など告発理由に疑問の声が上がっている。

また、「無理なこじつけだ。虚偽告訴罪で訴えるべき」「告発した市民団体がどこから資金の支援を受けているか確認する必要がある」などと訴える声も。

一方で「水曜集会は児童虐待だよ。主催者は子どもたちに大変な思いをさせて自分たちの懐を潤わしていた。真冬はヒーターも用意せず行っていたよ」との声や、「水曜集会は慰安婦被害者のためを装って利益を得るためのものだった。慰安婦被害者はまた傷つけられた。これ以上続けるべきではない」「慰安婦被害者に日本からの支援金を渡して慰安婦問題を終わらせよう」などと主張する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)