2020年6月23日、韓国・ニュース1によると、韓国の市民団体「反安倍反日青年学生共同行動」に所属する大学生約10人が、ソウル・鍾路(チョンノ)の日本大使館前に設置されている慰安婦像を取り囲み、像に自分たちの体を縄で縛りつけ座り込みを行っている。学生らは「日本政府、戦争犯罪、謝罪賠償」「日韓合意の廃棄」などと書いたパネルを持ち、「市民が力を合わせて像を死守しよう」と声を上げているという。

警察は慰安婦像に接近できないよう半径2メートルに「秩序維持線」を設定したが、学生らはこれを無視し、像に接近した。また、警察による解散の呼び掛けにも応じずにいるという。

学生団体より先に集会の届け出をしていた「反日銅像真実糾明共同対策委員会」は、慰安婦像のすぐ隣で「慰安婦の真実糾明を求める集会」を行っている。また、保守団体「自由連帯」の事務総長が現場を訪れ、学生たちを強制的に解散させない警察を批判したという。

学生らによる座り込みは、23日午後9時現在も続けられているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「若者たち、カッコいいよ。こういう学生がまだいるんだな。応援する」「政府がすべきことを、国民がすべきことを、10人ほどの学生たちがやってくれている。一緒にやれなくて申し訳ない」「こういう学生がいてくれるのは幸いだ。久しぶりに気分のいいニュースだね。愛国の青年たちよ、頑張れ」など、座り込みの学生を称賛する声が殺到している。

一方で、「李容洙(イ・ヨンス)さんは学生たちに恥ずかしくないのか?」「お金お金と騒いだおばあさんが新団体の代表になりお金のことを考えている間に、立派な青年たちがこうして行動を起こしている」など、元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の不正疑惑などを告発した元慰安婦の李容洙さんへの批判の声も見られた。

また、「こういう清く崇高な行動が政治に利用されることが残念でならない」との声には、「それを始めたのは(日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯の前理事長の)尹美香(ユン・ミヒャン)だよ」という反論も上がっている。(翻訳・編集/麻江)