2020年7月5日、韓国・ニュース1によると、韓国の元慰安婦・李容洙(イ・ヨンス)さんが「もっと多くの慰安婦像を各地に設置しなければならない。最後には日本の中心にも設置し、行き交う人たちみんなが謝罪できるようにしてほしい」との趣旨の発言をした。

記事によると、李さんは「正義記憶連帯(正義連)」理事長など元慰安婦支援団体の活動家らと面会し、今後の慰安婦人権運動の方向性について議論した。韓国では最近、李さんの告発により正義連とその前理事長である与党「共に民主党」議員の尹美香(ユン・ミヒャン)氏をめぐる支援金流用疑惑などが波紋を広げていた。騒動後に元慰安婦支援団体の活動家らが集まったのは今回が初めて。

この席で李さんは、水曜集会(慰安婦問題解決のためソウルの日本大使館前で毎週水曜日に行われている正義連主催のデモ)を支持する立場を示しつつも「方法は変化させるべき。(慰安婦)被害者の生存の有無に関係なく、団体のある地域に行って水曜集会を開催しよう」と提案した。また、自身の参加については「健康が許す範囲で、もしくは映像で参加する」と話したという。さらに「慰安婦像設置運動は東京の真ん中に設置される日まで続けなければならない」とし、「慰安婦像を守ってほしい」と訴えたという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「李さんの情熱は分かるけど、李さんの一方的な告発により正義連や尹議員が猛バッシングを浴び、犠牲者まで出た。いまさらそんなことを言われても、正直心には響かない」「ちょっと前まで水曜集会を批判し、参加しないと宣言していたのに」「安倍首相が喜びそうなことばかり言っていた人がいまさら方向転換?。もう遅いよ」「李さんが何をしたいのかさっぱり理解できない」など困惑した様子の声が上がっている。

その他「李さんのためにも正義連のためにも、会話の録音は必須だ」との声や、「慰安婦像を全国各地に設置するのは迷惑」との意見も見られた。(翻訳・編集/堂本)