果物や野菜を多めに摂取することで本当に糖尿病を予防できるのだろうか。最新の科学研究が答えを示した。科技日報が伝えた。

西湖大学によると、同大の生命科学学院の鄭鉅聖教授は欧州の40人以上の栄養学者と共に、5年間にわたるチームの協力を経て、血液栄養マーカーの角度から果物・野菜を多く摂取することで糖尿病(本記事では特に2型糖尿病を指す)の予防を促進できることを証明した。

同研究は、野菜・果物を毎日66グラム多めに摂取することで、糖尿病の罹患リスクが25%下がることを導き出している。これは公衆衛生分野の食事指導に貴重な提案と参考材料を提供した。研究成果は北京時間9日、「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」(電子版)に掲載された。

論文の筆頭著者である鄭氏は「英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、デンマークなど欧州8カ国の糖尿病患者1万人以上の追跡・記録、そして1万3000人以上の健常者との対照により、栄養マーカーの角度から果物と野菜を多めに摂取することで確かに糖尿病予防の積極的な効果が生まれることを発見した」と述べた。

研究チームは同研究で、被験者の最初の血液のうち7種の栄養素指標(ビタミンC及び6種のカロチン)を記録した。この7種は野菜・果物摂取と効果的に対応する栄養マーカーであることが証明された。全体的に見ると、野菜・果物を多めに摂取するほど、この7種の指標の体内の含有量が多い。

定期的な測定と追跡により、研究チームは体内の栄養マーカーが多いほど糖尿病の罹患率が下がることを発見した。これは果物・野菜を多く摂取することで、糖尿病の罹患リスクを効果的に下げられることを物語っている。データの統計によると、7種の栄養マーカーの量を全体的に増やすため、野菜・果物を毎日66グラム多めに摂取すると、糖尿病の罹患リスクが25%低下する。

1万人以上の糖尿病患者、1万3000人以上の健常者対照チームは10年近くの追跡により、40万人以上の中から選ばれた。そのため結論の信頼性・安定性を支える長期データがある。(編集YF)