2020年9月2日、環球網は、米国防総省が中国の軍事力報告で核弾頭を「およそ200発超」としたことに対する、胡錫進(フー・シージン)環球時報編集長の見解を伝えた。

胡氏は、米国防総省が発表した新しい「中国軍事力報告」で中国が現役の核弾頭を「およそ200発超」保有し、かつ10年以内にこの数が「少なくとも2倍になる」との記載があったと説明した。

その上で、「米国によるおよそ200発超という見立ては、中国の核弾頭保有量を低く見積もっている。あえて『現役』という言葉を用いているが、一般に現役か非現役かの区別などしようもない。通常は非現役状態でも、事態が緊迫化すれば現役に復帰するのだから」と指摘した。

また、「10年」という期間についても「最短ではない」とし、「その時間は、米国がどれほど中国の安全に脅威を与えるか、すなわち、中国に核兵力を強化させる緊迫性を与えるかによって決まる」とした。

同氏は「中国軍事力報告は、中国の核弾頭保有量を意図的に少なく見積もると同時に、中国による核兵器拡大の意思が強調されている。その目的は、中国による核の威嚇の効果を低減させること、そして国際社会で『中国の各弾頭保有数はおよそ200発超』という固定観念を抱かせ、中国に核軍縮を迫り、核開発の余地をなくすことなのだ」と主張した。(翻訳・編集/川尻)