2020年9月10日、韓国・朝鮮日報は「酒を飲んで車を運転し事故を起こした30代の女が飲酒運転ではないと判断された」と伝えた。

記事によると、女は2月5日午後8時5分ごろ、大田(テジョン)市内を車で走行中、一時停止違反で他の車に衝突。この事故で2人が負傷した。現場に出動した警察が測定した結果、女の血中アルコール濃度は0.035%だった。女は午後7時ごろから約30分間、ビール2〜3杯を飲んだと供述したという。検察は、数値が飲酒運転処罰基準(0.03%を)超過していることから、交通事故処理特例法上致傷の容疑と、道路交通法上飲酒運転の容疑を適用した。

しかし、大田地裁は「飲酒運転罪に問うことはできない」との判決を下したという。裁判官は「事故発生と呼気検査は飲酒後から30〜90分のことで、血中アルコール濃度の上昇期にあった可能性が高い」「運転当時の濃度は呼気検査時の数値より低かった可能性がある」と指摘。「被告人は飲酒運転を認める供述をしたが、飲酒した人間が血中アルコール濃度を正確に把握することは難しい」「被告人の供述だけでは、処罰の基準値を超えたと認定することはできない」とした。交通事故処理特例法違反の罪については、禁錮6月執行猶予1年を言い渡したが、検察は判決を不服として控訴したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ふざけてるのか」「裁判官は何を考えている?」「数値はともかく、酒を飲んで事故を起こしてるのに、こんな処罰なのか?」「この国の裁判官は笑わせてくれるね。コメディアンになったら成功すると思うよ」「呼気検査を拒否し続けて時間を稼げばいいと教えているのか」「裁判官の弾劾制度はないのか」など、怒りとあきれ声のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)