2020年9月18日、韓国・聯合ニュースは、韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長が世界貿易機関(WTO)事務局長選挙の第1ラウンドを通過したと伝えた。

今回の選挙では、兪本部長ら8人の候補が計3ラウンドを戦う。記事によると、第1ラウンドでは支持率の低かったメキシコのヘスス・セアデ外務次官、エジプトのハミド・マムドゥ弁護士、モルドバのトゥドル・ウリアノブスキ元駐ジュネーブ大使の3人が脱落した。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「すごい」「素晴らしいね。国の格が上がっている」「絶対に当選してほしい」「韓国の力を見せつけよう」「当選したら日本との貿易問題を解決してほしい」など応援や期待の声が上がっている。

また「日本の妨害がすごいだろうな」「日本がWTOにかなりの圧力を掛けているはず」「日本が最も大きな敵だ」など日本を警戒する声も多数見られる。

兪本部長は日本の対韓半導体材料の輸出規制強化措置に強く反発し、WTO訴訟を主導してきた人物。WTOの紛争処理機関はこのほど、日本の同措置をめぐり、韓国が要請した紛争処理小委員会(パネル)の設置を決定した。そのため今回の選挙について日本では「兪本部長が当選して影響力を行使すれば日本が不利になる可能性もある」と懸念する声も上がっている。ただ、兪本部長は「事務局長の地位を利用して、ある具体的な国益のために協力することはない」との考えを示している。(翻訳・編集/堂本)