2020年9月30日、中国のサッカーメディア「虎撲足球」は、フランスリーグのパリ・サンジェルマンに所属するブラジル人FWネイマールがマルセイユ所属の日本代表DF酒井宏樹に対し、「chino de mierda(クソみたいな中国人)」と人種差別的な発言をした疑惑について、スペインメディアが証拠となる映像を公開したと伝えた。

9月13日に行われたリーグ・アン第3節のパリ・サンジェルマン対マルセイユの試合で両チームの選手が衝突した際、ネイマールは「マルセイユのアルバロ・ゴンサレスから人種差別的な発言を受けた」と主張していたが、その後、アルバロもネイマールから差別的な発言を受けたと主張していた。

スペインメディアの映像には、ネイマールに笑顔で話しかける酒井に対し、いら立ったネイマールが言葉を発する様子が映っており、唇の動きから「chino de mierda」と発言していることが推測できるとして字幕をつけている。

これに対し、中国のネットユーザーから「少し前に彼は人種差別反対と言っていたが、それは自分が差別されることに反対ということであって、他人を差別するのは別にかまわないということなのか」「一気に二つの国を怒らせたな」「ブラジル人がフランスでサッカーをして日本人に対してクソみたいな中国人と言ったのか。わけが分からないな」「ネイマールがトップスターになれないのには理由があるんだよ」など、批判的な声が上がっている。

なお、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)の規律委員会は30日、証拠不十分としてネイマールに制裁を科さないことを発表。日本のネット上ではこれに対して不満の声が殺到している。(翻訳・編集/山中)