2020年10月18日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、台湾で市民団体が昭和天皇ゆかりの桜の記念碑を設置しようとしたところ、現地当局に拒否されたと報じた。

記事によると、日本と台湾の政財界関係者からなる「桜里帰りの会」が近ごろ、台北市にある陽明山に「昭和天皇桜の縁」記念碑を設置する意向を現地当局に伝えた。

同会の資料には、同会が天皇陛下即位を祝うべく、今年2月に1923年の昭和天皇(当時は皇太子)台湾行啓で陽明山に植えられた桜などの苗木を日本側に送ったところ、日本側がこの行為に感謝を示し、東京の北の丸公園に「桜の縁記念碑」設置を決定したため、これに呼応すべく陽名山にも「昭和天皇桜の縁」記念碑を設置したいとの意向が記されているという。

記事は、「親日的な台湾内政部営建署の管轄機関である陽明山国家公園管理所は、もちろんこの申請をむげに扱うことなく評価を行い、山中の生態に影響を及ぼさないといった原則の下で設置を認めた」と紹介する一方、同公園がある台北市の公園路灯管理所がこの申請を婉曲的に拒んだとし、同管理所の関係者が「どうして昭和天皇の碑を台湾の土地に設置しなければならないのか」とコメントしたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)