2020年10月27日、米半導体企業AMDが旭日旗を使用した広告画像を掲載し物議を醸している問題で、韓国・マネーSは「制作者は親日のフィリピン人男性であることが分かった」と伝えた。

AMDは最近、フィリピンの消費者を対象とするSNSに韓国の女性アイドルグループ・BLACKPINKからインスピレーションを受けたという製品の広告画像を掲載した。ところが画像の背景には、韓国で「日本帝国主義の象徴」とされる旭日旗が使用されていたため、韓国のネットユーザーから抗議の声が相次いだ。

その後、この画像は削除されたが、ADMフィリピン支社の謝罪文などは掲載されていない。

記事によると、この製品を制作したフィリピン人男性のED MOD CRAFTさんのSNSには、AMDのSNSに掲載された画像の他にも旭日旗を背景に撮影された製品の画像が並んでいる。さらに、今回の問題が発生した翌日の24日にED MOD CRAFTさんは「HOU YOU LIKE THAT(これはどう?)」との文章と共に再び旭日旗を掲載したという。記事は「『HOU YOU LIKE THAT』もBLACKPINKの曲名だ」とし、「抗議した韓国のネットユーザーを皮肉ったものとみられる」と説明している。

また、記事は「AMDも責任を逃れられないだろう」とし、「制作者に対する事前確認が必要だった。特に韓国のアイドルグループをマーケティングした製品に旭日旗を登場させるのは不適切だった」「AMDは韓国国民に心からの謝罪をするべきだ」などと指摘している。

これに韓国のネットユーザーからは「フィリピンの人たちはもっと歴史を勉強するべきだ」「なぜ韓国をばかにする?。日本が好きならBLACKPINKではなく日本のアイドルをモデルにして旭日旗を背景にすればいい」「フィリピンも第2次世界大戦で日本から大きな被害を受けたのに。プライドはないの?」「謝罪すればただのミスで済んだけど、強行するならそれは挑発だ」など制作者への批判の声が続出している。また「BLACKPINKの所属事務所は一体何をしているのか」と指摘する声も。

一方、一部からは「旭日旗を嫌うのは韓国の一部の人だけ。世界の人は誰も気にしない」「日本とBLACKPINKが好きという自分を表現しただけでしょ」と理解を示す声も寄せられている。

韓国ではこれまでにも、世界における旭日旗使用がたびたび問題となってきた。最近では英マスト・コミュニケーションが11月9〜11日に東京で開催する国際的な武器見本市「MAST」の公式ウェブページに掲載されたポスターに旭日旗が登場。これを発見した海外博覧会参加プラットフォームを運営する韓国企業のある職員が抗議し、修正を依頼した。韓国のネット上でもイベントへの不参加を主張する声が相次いでいた。(翻訳・編集/堂本)