中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で3日、トラックの荷台が白い防護服姿の人でいっぱいになっている動画が紹介された。

説明によると、動画が撮影されたのは中国遼寧省大連市で、あるネットユーザーが2日、「訪問によるPCR検査で20人余りの医療関係者とボランティアがトラックに押し込められていた」との情報を寄せた。これを受けて当局が調査したところ、現場は金州区の站前街道であることが判明。防護服姿の人はコミュニティーなどが自発的に組織したボランティア21人で、そのうちの1人が「わずか300メートルちょっとの距離だから…」と時間と体力の節約のため、自身のトラックに乗って向かうことを提案したのだという。

状況を把握した同街道が関係者を厳しく批判するとともに、ボランティアへの教育強化や再発防止を命じたことなども伝えられており、ネットユーザーからは賛否の声が続出。「良かれと思って提案しただけなのに」「たった300メートルでしょ。全く問題ないと思う。ボランティアみんなが同意したわけだし」「どうして非難するの?ちょっと人情味に欠けている」「寒い中、ボランティアに300メートル歩かせるのはどうかと思う」「(遼寧省を含む)東北は零下十数度。防護服を着ると行動も不便なのに」という意見が出る一方、「動機に問題はないが、確かに安全を無視して法律に違反している」「このトラックは荷物を載せるためのもので、人を守る設計になっていない。急ブレーキをかけると転落してしまう」「大きな危険が潜んでいる。300メートルだと思って軽視してはいけない」「感染対策のボランティアということは関係ない。日頃からこうした行為は違法」との声も寄せられている。(翻訳・編集/野谷)