2021年1月4日、北京晩報は、新型コロナウイルスの影響で財務が逼迫(ひっぱく)している英国の動物園が、飼育しているジャイアントパンダを中国に返還することを検討していると報じた。

記事は、英国メディアが4日に報じた内容として、新型コロナによって財務が逼迫している英国のエジンバラ動物園が、同国内で現在唯一飼育されているティエンティエン(甜甜)、ヤングアン(陽光)の2頭のパンダを中国に送り返さざるを得ないかもしれないと伝えた。

そして、同動物園の責任者が「新型コロナにより園は3カ月間閉園を余儀なくされ、損失は累計200万ポンド(約2億8000万円)に上った。あらゆる部分の節約を考えなければならない」と語り、中国からレンタルしているパンダについても見直しを行う可能性を明らかにしたとする一方、「現段階で結論を語るのは時期尚早。今後数カ月の間で、中国側と次のアクションについて協議を進めたい」と述べたことを紹介している。

記事によると、雌のティエンティエンと雄のヤングアンは2003年に中国で生まれ、11年12月に10年のレンタル予定で北京動物園からエジンバラ動物園にやってきた。園内で最も人気のある動物で、英国内での出産にも大きな期待がかけられていたが妊娠には至らず、ヤングアンに腫瘍が見つかったこともあり、繁殖計画は18年3月に停止を余儀なくされたという。

記事はまた、2頭の返還が検討されていることについて、中国のネットユーザーからは「早く戻っておいで」「やっぱり中国で暮らすほうがいいぞ」といったコメントが続々と寄せられていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)