米国務省は12日、ポンペオ国務長官の欧州訪問やクラフト国連大使の台湾訪問など週内に予定されていた外遊を全て中止すると発表した。

米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトによると、国務省は声明で、全外遊の取りやめについて、バイデン次期政権への円滑な政権移行のためとしている。

ポンペオ氏は13〜14日の日程でブリュッセルを、クラフト氏は13〜15日の日程で台湾を訪問する予定だった。

ポンペオ氏が6日、クラフト氏の訪台を発表したことを受け、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「米台のいかなる交流にも断固反対する」とした上で、米国は「高い代償」を払うことになると警告していた。

ポンペオ氏は9日、米国の外交官や軍人、他の当局者の台湾側との接触で中国政府に配慮して自主的に設けてきた制限を撤廃すると発表している。(翻訳・編集/柳川)