2021年1月29日、中国メディアの環球網は、新型コロナウイルスのワクチンが到着する前の日本で接種の「予行演習」が行われたことについて、「形式主義的だ」との声が出ていると報じた。

記事は、厚生労働省が神奈川県川崎市とともに27日に学校の体育館で新型コロナワクチン接種の予行演習を実施したと紹介。演習は、被接種者役が身分証を提示して接種権を受け取り、身体状況や投薬状況などの情報を記入したのち、体温を測定して発熱していないことを確認し、さらに医師の問診を受けた上で接種が行われ、接種後には接種証書を受け取るとともに15〜30分経過観察のため待機するという流れで進められたと伝えた。

その上で、日本では1994年に予防接種法を改正して以降、大規模な予防接種が行われてこなかったことが今回の演習の背景にあるとし、政府が今回の演習の動画を発表して各自治体に参考とするよう呼び掛けていると説明した。

そして、日本のネットユーザーからは「ワクチン接種の流れがわかって安心した」との声が出る一方で、「演習自体が密集を作り、感染リスクを高めている」「演習現場で使った器具がちゃんと消毒されていないようで怖い」「いかにも日本といった感じの形式主義」など冷ややかなコメントが多く見られたと伝えている。(翻訳・編集/川尻)