韓国で「激やせ」が報じられている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記に、ダイエット説が浮上した。6月17日、韓国・韓国日報が報じた。

記事によると北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、前日に行われた労働党中央委員会の第8期第3次総会開催のニュースを伝え、金総書記の写真を公開した。写真では、茶色い眼鏡とトレードマークの「覇気ヘア」に変わりはないものの、顔が大幅に痩せ、5月5日に軍人家族芸術小組の公演を観覧した時の姿と比較すると、この1カ月の間にかなり体重が落ちたと推定されるという。

金総書記については以前から、体形の肥大化により糖尿病や高血圧などの成人病疾患が疑われていた。20年11月には韓国の国家情報院が、2012年8月に90キログラムだった体重が140キログラムまで急増したと報告している。

韓国政府と専門家は、今回の金総書記の減量を厳しいダイエットによるものと推測しているとのこと。金総書記は軍人家族芸術小組の公演観覧以来、約1カ月間姿を見せていなかったが、6月に入ってからは4日の政治局会議、7日の中央委員会及び道党委員会責任秘書協議会、11日の中央軍事委員会拡大会議、15日の総会と連続して活発な動きを見せている。短期間に公式活動を4つも公開していることから、健康面に問題があるとは判断し難しいという。

15日の総会では「国内の食料事情が逼迫(ひっぱく)している」とする発言もあったことから、「人民の食糧問題を心配しつつ、本人が丸い体形を維持するのはナンセンス」「病気の可能性もなくはないが、自ら減量する理由も十分にある」と、「政治的打算」によるダイエットの可能性が有力視されているという。

この記事に対し韓国のネットユーザーからは、「食糧難を訴えるために、うまい食事を絶ってダイエットする人間とは思えない」「持病で自然と痩せただけかと」「体形管理しないと死の危険性があるから痩せたんでは?」「基礎疾患のある人たちがコロナワクチンを接種して死んでるのを見て痩せたんだと思う」など、痩せた理由を推測するコメントが多く寄せられている。

一方では「確かに痩せてはいるけど、やつれたとは言えないな」「変わってないけど。顎が3重のまま」など、大きな変化はないという意見も見られた。(翻訳・編集/丸山)