2021年7月13日、韓国・中央日報は「韓国で113万人が摂取したヤンセン製のワクチンに新たな副反応が確認された」と伝えた。

記事によると、米食品​医薬品局(FDA)は現地時間の12日、ヤンセンが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンについて「めずらしいが深刻な自己免疫疾患の関連性」を警告した。問題になった副反応は、免疫体系が神経を攻撃するギラン・バレー症候群。FDAは声明を通じて、95人は深刻な状態で入院し、そのうち1人は死亡したと明らかにした。ただし、大半は完全に回復したという。

米国疾病予防管理センター(CDC)は、米国でヤンセンワクチンを接種した1280万人のうち約100件で予備的事例が報告されたと発表した。報告はおおむね接種から2週間後に入ってきており、その多くが男性で、50歳以上だったという関連統計も提示。FDAはこれに対し「ヤンセンワクチン接種とギラン・バレー症候群の危険増加には関連性を示す証拠はある」としつつも「因果関係を確立するには不十分」とし、「今後も注意深く見守っていく」との立場を示しているという。

新たな副反応の警告を受け、ワシントン・ポスト(WP)は「ヤンセンワクチンは1回で接種が完了するため、農村など人口が少ない地域の接種率を高めると期待されていたが、FDAの警告により打撃を受けるだろう」と伝えたという。

ヤンセンワクチンは今年4月、血栓症に関連があるという報告を受けて使用が中断された。その後FDAとCDCは安全性を検討した後、数日後にワクチンラベルに50歳未満の女性に対する警告文を追加して使用を再開していた。

また、韓国では5月の米韓首脳会談合意によりヤンセンワクチン101万回分が先月初めに導入され、先月10日から接種を開始。現在までに約113万人が接種しているという。

これを受け、韓国のネット上では「すでに接種した人たちはどうなるの?」「自己免疫体系を壊すというのに、ワクチンを打った方がいいって?。コロナにかかったほうがマシなのでは」「コロナよりワクチンの方が恐ろしい」など心配する声が続出している。文政権に対しても「文大統領は自分の業績のように誇っていたけど、米国は期限切れ直前の物量を送り、それが30代の丈夫な男性に接種された」「巨額を投じてやっとのことで流通期間の短いヤンセンを持って来たのが自慢?」など厳しい批判が寄せられている。

一方で「もうヤンセンワクチンが終わってから結構たつけど何ともない。ほとんどは自然治癒するらしい」という声も見られた。(翻訳・編集/松村)