このほど配信スタートした中国の時代劇ドラマ「玉楼春」から27日、韓国のネットで衣装について批判が上がったとの話題に、主演女優バイ・ルー(白鹿)がSNSで抗議したが、実はプロデューサーのやらせではないかと別の疑惑が持ち上がっている。

中国・明朝の時代を舞台にしたドラマ「玉楼春」は、26日に動画サービスの優酷(Youku)で配信スタートした最新ドラマ。この作品で着用している衣装が、韓国の伝統衣装にそっくりだと韓国のネットユーザーが指摘し、パクリを疑う声が浮上したと27日、中国のネットでも話題に。韓国でSNSに上がったという批判の投稿のスクリーンショットも多数登場していた。

同じ27日、「玉楼春」に主演したバイ・ルーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でこの話題を取り上げ、「#玉楼春への韓国ネットでの意見」のタグをつけて、「これは中国のものです」と投稿。堂々と反論した態度に、フォロワーから称賛のコメントが多数寄せられた。

しかし、この話題について、今度は中国のネットから怪しむ声が浮上した。拡散されたスクリーンショットの韓国語が、明らかに自動翻訳を通したものか、外国人が書いたと思われる奇妙な文面だったことや、発信者のアカウント名がどれも英語なのが理由だった。また、そのアカウントを調べると存在していなかったり、存在しても該当の書き込みがないことを報告する声も上がった。

「玉楼春」のプロデューサーは、「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」など数々のヒット作を手掛けてきたユー・ジョン(于正)だが、お騒がせ人物としても知られ、昨年末には台湾の人気作家との間で長年続いていた盗作騒ぎについて、事実を認めて出演番組から締め出されるトラブルも起こしている。

今回のパクリ騒ぎについて、ドラマの注目度を上げる「やらせ」を疑う声が一気に広まったが、ユー・ジョンは28日未明にコメントを出して否定。もしスクリーンショットが偽物であれば、「自分もだまされた1人」と発言しているが、ネットでは「ユー・ジョンならやりかねない」と疑いの声が上がるなど、混乱を招くものとなっている。(Mathilda)