中国でこのところ、世間を騒がせた芸能人が次々と「封殺状態」となっていることがネットで注目を集めている。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では先日、韓国の人気グループEXOの元華人メンバーで、強姦(ごうかん)容疑で逮捕された歌手で俳優のクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)の「出演作品が消された」との話題が検索ワードランキングで一時、1位となった。一方、俳優のチャン・ジョーハン(張哲瀚)をめぐっては、過去に東京の乃木神社で友人の結婚式に参加していたことや、靖国神社を訪れていたことが分かって封殺状態となり、「山河令」のキャストからその名が消えたことや、別のドラマの出演シーンをカットされたことなどが注目を集めた。

そして26日には動画配信されている女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)の代表的出演作から本人の名前が消えていることが判明。さらに微博のファンコミュニティー「超話」(スーパートピックス)から、ヴィッキー・チャオのトークルームが全削除されていることも分かり、ヴィッキー・チャオが設立した芸能事務所に所属するチャン・ジョーハンの影響や、ヴィッキー・チャオ自身が過去に起こした「旭日旗事件」などがその理由として報じられた。

この他、巨額脱税疑惑などですでに封殺状態となっていた女優のジェン・シュアン(鄭爽)については27日、罰金など計2億9900万元(約50億円)の支払い決定が下されたことが発表された。ネットではジェン・シュアンの主演作品の削除も改めて話題となっており、ネットユーザーからは「他の出演者がかわいそうだ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/野谷)