このほど「親日騒動」が報じられて封殺対象となった中国の俳優チャン・ジョーハン(張哲瀚)について、端役で出演した過去のドラマ作品も動画配信サイトから姿を消し、徹底的な封殺が始まっている。

今年、武侠時代劇ドラマ「山河令」で今年ブレークしたチャン・ジョーハンについて今月中旬、過去に乃木神社で友人の結婚式に参加していたことや、靖国神社を訪れていたことが明らかになった。ブレーク後は数多くの企業広告に起用されていたチャン・ジョーハンだが、わずか1日で全ての契約を失い、「山河令」をはじめ出演作が次々とネット上から姿を消した。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウントも閉鎖に追い込まれている。

27日、チャン・ジョーハンが出演したドラマ「美人為餡」のシーズン1が、動画配信サイトから削除されていることが分かった。2016年に配信された同作は、女優ヤン・ロン(楊蓉)と俳優バイ・ユー(白宇)が主演。チャン・ジョーハンはシーズン1に端役で出演しているだけだったが、映像だけではなくキャスト紹介からも名前が削除されている。

なお、国家インターネット情報弁公室(国家網信辦)では27日、今年6月に発表したファン・コミュニティーによる違法行為を取り締まる「清朗」行動を強化するため、10カ条の施策を公表。芸能人対象のランキング公開を禁じ、芸能事務所によるファン管理を強化するなど、具体的な措置が記されている。

この10カ条の発表によって「中国芸能界の大掃除」がスタートしたと目下大きな話題となっているが、チャン・ジョーハンの出演作が一掃されたことも、この大掃除の一環ではないかと見られている。(Mathilda)