日本の教科書出版社が「従軍慰安婦」「強制連行」という用語の訂正を決定したことについて、韓国外交部が遺憾の意を表明した。10日、韓国メディア・JTBCが伝えた。

記事は、「日本の文部科学省は8日、教科書内の用語を訂正するという出版社の申請を承認した」と報道。「これにより『従軍慰安婦』は『慰安婦』に、『強制連行』は『徴用』などに変更されることになり、慰安婦や徴用工の『強制性』を希釈するのが目的とみられる」と伝えた。

これに対し、韓国外交部は10日、「このような決定は非常に遺憾だという旨を外交チャンネルを通じて日本に伝えた」と発表。「日本の従軍慰安婦動員および募集・移送の強制性は否定することのできない歴史的事実であり、被害者の生々しい証言こそが強力な証拠」とし、「これは日本も自ら認めており、国際社会もすでに明確な判定を下した事案」と主張した。

徴用工問題についても「1940年代に多くの韓国人が本人の意思に反して動員され、過酷な状況下で強制労働させられたということも、日本が2015年の第39回世界遺産委員会で認めている、厳然たる歴史的事実」と説明。また、「日本政府はこれまで自らが明らかにしてきた歴史認識を貫き、これを覆そうという試みや逆行する言動を控え、歴史問題の解決に対する誠意を示す必要がある」と述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「『慰安婦』ではなく『性奴隷』でしょ」「だからこの国とは仲良くなれない」「早く駐韓大使を呼んで」「歴史を知らない民族、反省できない民族に未来はない」「そう教えたいなら放っておけばいい。その代わり独島は徹底的に守り、手を出されたら軍事行動を取るべき」など、反発の声が多く寄せられている。

一方で、「いつも『遺憾』としか言わない」「むしろ韓国外交部に『遺憾』」「なぜ北朝鮮のように強く批判できないの?」など、韓国政府に対する批判のコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)