2021年9月17日、米華字メディア・多維新聞は、中国が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加を申請したことについて、米ホワイトハウス報道官が、現状ではTPPに復帰することはないとコメントしたことを報じた。

記事は、中国政府が16日にTPPへの参加申請を正式に提出したと紹介。この件について、米国時間16日に記者会見を行った米ホワイトハウスのサキ報道官が「バイデン大統領は、当初推進されていたTPPの枠組みには復帰しないことをすでに明言している」と語り、米国としては環境保護や労働者の権利保護を盛り込むことがTPP参加への第一条件であるとの見解を示したことを伝えた。

サキ報道官はまた、中国がTPPに参加することによるアジア諸国への影響力の変化については「それはTPPメンバーの評価に委ねる」としつつ、米国はアジア太平洋地域の経済関係を強固にするためのさまざまなオプションを検討するとともに、盟友と共に中国による「強制貿易行為」に対処しているところだと述べている。

サキ報道官は「パートナーや盟友と協力して、競争、実践、貿易の公平性を確保するとともに、経済的な脅迫を含む中国による非市場的貿易行為に対抗しようとしている」と語った。(翻訳・編集/川尻)